政治とか経済とか、あとスピリチュアルなんかも

タイトル通り、政治とか経済、そしてスピリチュアルについて気ままに綴っていきます。

アンマのアシュラムで②

前回のブログの続き。

 

hiiaka.hatenablog.com

 

アシュラムでの生活は大体こんな感じで規則正しく過ごせるようになっている。

 

4:50am-6am:お祈り

6:30am-7:30am:瞑想

8:39am-9:30am:朝食

10am-1pm:セバ(ボランティア)

12:30pm-2pm:ランチ

2pm-5pm:セバ(ボランティア)

5pm-6pm:瞑想

6:30pm-8pm:バジャン合唱

8:15pm-9pm:夕食

9pm-10pm:個人で勉強、瞑想等

 

アシュラムという修行の場所なので当たり前なのだけど、

これを全てこなすとなるとかなりハード。

 

もちろん強制的に参加させられる訳ではないので、

参加せずにノンビリ過ごしていても全然OKな雰囲気。

見ていると大半の人が好きなように自由に過ごしているような気がした。

 

でも、セバ(ボランティア)だけは活動してないと、何度もお誘いの連絡がくる。

滞在中最低1度はセバするように、と宿泊登録の時にも言われるし。

 

瞑想などの参加の是非には無関心(なようみ見えた)なのに

何故、セバへの参加にはちゃんと何度もお誘いがくるようになっているのか。

(決して強制的な雰囲気はありません)

 

その後、ヒンズー教の教えに深く関わるようになって、

それは全て私の為のお誘いだったのだと後から理解する事ができたのだけど、

 

当時の私には、ただただの人の為の奉仕活動としか思えず、

2日しか滞在時間のない私には

そこに時間を割くという選択は一番最後の選択肢となってしまっていた。

 

何せ、上記のメニュー以外に、ヨガのクラスがあったり

ヤギャ(護摩焚)に立ち会う事ができたり

併設されているプールで泳げたり、

アンマの高僧にインド占星術を見てもらえたりと、

アクテビティ(と言ったらいけないのだけど)が盛りだくさんなのである。

(その上、アンマが帰国してきた為、ダルシャンまであって)

 

好奇心旺盛な私はその全てのメニュー(と言ってはいけないのだけど)を

短い、しかも初めての滞在で、ほぼ全てをこなしていったので、

コミュニティの日本人の方にとても驚かれたのを覚えている。

(それは本当に強運が重なったから経験できた事も多かったので)

 

昔から、旅行でもなんでも、疲れていようとなんだろうと

全てを見てこなさないと気が済まないタイプなのである。

好奇心旺盛と言えば聞こえがいいが、貧乏根性丸出しな訳で。。。

 

無意識に損得勘定をする癖がこびりついていて。

経験する事、味わう事、感じる事に重きをおかず

スタンプラリーのようにこなす事に重きを置いてしまう。

 

意識が常に「次に行くところ」「次にやる事」といった、

一歩先の未来に行ってしまっていて「今ここ」にいることがない。

 

「今ここ」にいる為の修行の場だったのにね(苦笑)

 

当時の旅はいつもそんな意識状態での旅だったなぁと、

そしてこのアシュラムでの生活は特にそれが顕著に現れていたなぁと、

 

損得勘定をしすぎて、一番損をしていた自分。

そんな自分が、5年ぶりに振り返るとよく見えてきたりする。

 

 

想定以上に長くなって、まだまだ続きそう・・・。