政治とか経済とか、あとスピリチュアルなんかも

タイトル通り、政治とか経済、そしてスピリチュアルについて気ままに綴っていきます。

アンマ来日プログラム

閑話休題

 

今、インドの聖者アンマが来日しているので、そのアンマについて。

 

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アンマは毎年5月に来日する事が多いのだけど、

今年は7月なんだぁ、って思ってから、

日々いろいろな事に気を取られ、

すっかりスケジュールを忘れてしまっていた。

 

昨日、今年の来日スケジュールが

7月22日(月)23日(火)24日(水)と知り、

よかったギリギリ会いにいける、と思ったのだけど、

 

朝から熱出しでダウン (泣)

残念ながら今年はアンマのハグは諦める代わりに

家でゆっくりしながらアンマについて綴ってみようと思う。

 

アンマとは何か?ご存知ない方はぜひ下のURLへ。

http://amma-rainichi.org/amma/index.html

 

肉体を離れていらっしゃっていない、

インド聖者の中で

一番有名な聖者の一人だと思われる。

 

ワールドツアーと銘打って、毎年世界中を訪問し、

人々を抱きしめるダルシャンを行っている。

 

フランス映画監督、クロード・ルルーシュも心酔しているようで

映画の予告を何気なく見ていた時に、

スクリーンの中にアンマの姿が映ったのを見て度肝を抜かれたのを覚えている。

 

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インドを舞台にした大人の恋の物語。

アンマ関係なく素敵な映画なので、是非見ていただきたい。

 

そんなアンマに私が初めてあったのは、

この映画にも出てくる、インド・ケララ州のアンマのアシュラムで。

 

インドの文化や聖者、ヒンズー教に興味を持つようになったのは

ヨガの影響がとても大きい。

 

当時、私は離婚して仕事をやめて、

世界各地で行われるヨガのリトリートに参加したり

インドのアーユルヴェーダの病院でパンチャカルマの施術を受けたりと、

10年のサラリーマン人生で貯めた貯金を使い果たす勢いで

気ままに世界中を旅行をして過ごしていた。

 

当時は、今ほど東洋哲学やヒンズー教に造詣が深かった訳ではなく、

アンマのアシュラムを訪れた理由も

せっかくインドに行くのだから、どこか1つ聖者のアシュラムを訪れてみたい、

という観光気分でしかなかった。

 

Fijiで開催されたヨガリトリート 参加の後にインドに行く予定だったので、

参加していた友達にケララ行くならどこのアシュラムに行くのがおすすめ?

と聞いて回って出てきた名前が「アンマ」だった。

 

ヒンズー教自体、門戸の広い宗教だけれど、

それでも何の信仰もないのに突然訪れるのは気が引けるな、

なんて思っていたのだけど、アンマのアシュラムは本当に開放的。

 

地球の歩き方」や「ロンリープラネット」にも載っているくらいで

安宿代わりの物見遊山で訪れる人は多いという。

 

ケララの美しい海岸線、ヤシの木に囲まれた、

アンマ生誕の地にそのアシュラムはある。

 

アシュラムっていうと、厳格なお寺のような

こじんまりとした雰囲気を思い描いていたのだけれど、

着いたとたんにその規模の大きさに驚かされる。

 

広い敷地の中に高層マンンションのような宿泊棟がいくつも立ち並び、

スーパー、病院、カフェ、レストラン、大学が併設されていて

ここにいればなんでも揃う、一大コミュニティ。

 

宿泊費は3食ついて確か数百円。

信仰を持って修行をする為に訪れる人には年間契約で

部屋を借りたりする事もできるらしく

おそらくその滞在費はもっと安く抑えられるのだと思う。

 

そのせいか、アシュラムには世界中から訪れた

ヒッピーのような人々が多数暮らしている。

 

インド人はアシュラム外から通ってくるので、

アシュラム内はインド人より西洋人の姿の方が多く目につく。

 

そしてももちろん日本人も。

私は2泊しかしなかったのだけど、日本人だというと

アシュラム内の日本人コミュニティの人たちにすぐに出会う事ができた。

そこには出家されて、10年以上アシュラムに住む女性もいらっしゃったりして。

 

昔は貧しい小さな田舎の漁村でしかなかったこの村が

ここまで巨大コミュニティへの発展したのは

全てはアンマへの信仰と寄付によるものらしい。

 

行った事はないけど、おそらくサイババのアシュラムプッタパルティ

こんな感じなんだろうな、と思う。

 

街一つが完全に姿を変えてしまう、

信仰・宗教の底力をみせつけられたのである。

 

これまた、長くなりそうなのでつづく・・・・。