政治とか経済とか、あとスピリチュアルなんかも

タイトル通り、政治とか経済、そしてスピリチュアルについて気ままに綴っていきます。

アンマのアシュラムで⑧

前回のブログの続き

 

hiiaka.hatenablog.com

 

9時を回っても人がはける気配がない。

会場は相変わらず、埋め尽くす限りの

人・人・人。

 

やっとの事でダルシャンラインに入れた時は10時を回っていた。

 

インドの片田舎にあるアシュラム。

もう、電車も走ってないだろう。

 

この人たちは一体どうやって家に帰るのだろう。

そもそも、この人たちはどうやってここまでやってきたのかしら?

 

そんな疑問が浮かんで消えていく。

 

ダルシャンラインに入ると、セバ(ボランティア)の方々から、

ダルシャンの受け方のレクチャーが入る。

 

聖者と行っても、肉体を持っていらっしゃるので

長時間、休憩もなく、何千人、何万人をハグする身体に

なるべく負担がかからないよう、

事前にダルシャンを受ける人々にレクチャーするのだ。

 

アンマの元には、3回近づく事ができる。

 

1回目、舞台の上で瞑想して近くでアンマの御姿を拝見。

 

2回目、アンマの後ろで、アンマがハグした方に渡す為の

プラサード(チョコなどのお菓子)をアンマに渡す。

 

3回目、アンマにハグして頂く。

 

プラサードをアンマに渡すには、タイミングがとても大切で

アンマが手を差し出したのを逃さないようにしないといけない。

 

それが、初めての人にはなかなか難しいようで、

アンマが欲しいタイミングで、手渡せないと、

アンマに負担がかかるので、結構入念なレクチャーが入る。

 

セバの人がアンマの代わりをしてくださり

プラサードを渡す練習をするほど。

 

アンマにハグして頂く時は、

体重がアンマにかからないように

手は、アンマが座ってらっしゃる椅子の台に置き

そこに体重をかけるよう支持される。

 

そのように、ダルシャンラインや、

アンマの周りには多くのセバやお付きの人がいて、

 

ダルシャンがスムーズに進行するよう、

 

アンマの身体に余計な負担がかからないよう、

 

参加者に色々とレクチャーや指示をしてくださる方が多数いる。

 

お陰様で戸惑わなくて住むのだが、

なんかいつもワサワサ慌ただしい雰囲気になる。

 

聖者との対面は

神妙な雰囲気で行われると勝手に思い込んでいた私は

この慌ただしさに飲み込まれてしまって

なかなか、聖者のそばにいるという、

エネルギーを感じる余裕が持てないでいた。

 

つづく