政治とか経済とか、あとスピリチュアルなんかも

タイトル通り、政治とか経済、そしてスピリチュアルについて気ままに綴っていきます。

アンマのアシュラムで⑨

前回のブログの続き

 

hiiaka.hatenablog.com

 

セバ(ボランティア)の方々の誘導により、

流れにのって、導かれるままに、

アンマのお側で瞑想したり、

アンマにプラサードをお渡ししたりと、

手の届くところに、聖者がいらっしゃる、という初体験はスムーズに行われた。

 

アンマの側に近寄ると、

何か特別なエネルギーや、高揚感を感じるのかしら?

なんて期待していた部分もあったけど、

正直いまいちよくわからない。

 

とにかく次から次へと、色々な事をお付きの人に促されながら進むので、

その場にいる事になかなか集中できなかった、

というのが正直な感想かもしれない。

 

でも、これはまだハグをして頂いてないからだ。

聖者に抱きしめて頂いたら、きっと私でも感じる何かがあるはず、

 

そんな思いで、最後に、アンマにハグして頂く為のダルシャンラインに並んだ。

 

私の後ろに並んだ男の子と目が合い、

ダルシャンラインで待っている間、世間話が始まった。

 

スエーデンから来ている学生さんで、

就職前の世界周遊の旅の最中なのだとか。

 

インドは初めてで、特にヒンズー教の教えに興味がある訳でもなく、

ロンリープラネットに載っていたから、

どんな所か好奇心で来てみたら、運良くアンマがいらっしゃって、

 

ダルシャンとか何かわからないまま、

ただただ周りの誘導に促されて、

今まさにアンマのハグを受ける直前に至っているという。

 

あまりにも状況が私と一緒なので思わず二人で笑ってしまう。

 

アシュラムで過ごしてどう思った?と聞いてみると、

 

これだけ大勢の人間が、たった一人の女性の教えを求めるて

アシュラムに訪れ暮らしているなんて、ちょっとまだ信じられないよ。

 

何が彼らをここまで惹きつけるのか、今の所よくわからない。

 

ハグをしてもらうと何かがわかるのだろうか?

今そんな思いでいる、という。

 

そうだね、全くもって私も同じように思って過ごしていたよ。

と、私は答え、

 

ハグをしてもらった後にお互い何を思ったのか、

話合うのが楽しみになる。

 

まだまだ続く最後の長い列を、

その彼と色々な話に花を咲かせながら過ごした。

 

つづく、