野原ヨシマサ②
2013年の参議院議員選挙で
山本太郎は東京選挙区から無所属で出馬。
66万票を獲得し、4位で初当選した。
山本太郎1人が、議員として当選する為だけであったら、
山本太郎は今回も東京選挙区から出馬していれば
手堅く票を集める事ができ、楽に議員になれたのだと思う。
しかし、そこを敢えて、東京選挙区からの出馬枠を野原氏に譲り
自分は比例区から出馬するという選択。
本当に世の中を変えていく為には
自分一人が議員になっただけではしょうがない、
という事を彼は6年間で痛感させられたという。
一人でも多くの仲間を国会に送り込みたい、
その為の奇策として、東京選挙区での自分の票を譲ってでも当選させたかったのが
野原ヨシマサ氏だったのだと思う。
十分すぎるインパクトを世間に与える事になるし、
盤石と言われて組織票を持つ公明党を揺さぶる事は、
連立を組む自民党に大きな衝撃を与える戦略だったのだと思う。