野原ヨシマサ③
創価学会員や選挙・宗教に興味のある人には
大きな衝撃を与えた、野原氏の出馬だったが
メディアで大きく取り上げられる事もなく
世間的にはそんな事が起きてる事すら知らない人の方が多かったのかもしれない。
野原氏の得票数は20万票代で
前回の山本太郎の得票数66万票に遠く及ばず落選。
敗因は多く語られているが、
やはりれいわ新選組からの立候補が直前に決定した事による
準備不足が大きかったのではないか。
れいわ新選組自体の認知度が低かったので、
山本太郎の名前がなく、
創価学会員である事が書かれただけの選挙ポスターでは、
多くの人が公明党の候補者と勘違いしたのではないか、という憶測。
このポスターに山本太郎の名前と写真を載せる事が出来ていたのなら、
随分と結果は変わっていたのかも。
もう一つは、前回の山本太郎支持者で、
原発反対に重きを置いている人は
原発反対を第一に動いている候補者の方に票が流れたのではないか、という憶測。
やはり、辺野古の新基地建設の問題を全国の国民の問題として考え、他の都道府県に平等に引き受けてもらう、という主張と
創価学会の内部分裂の要素が強い訴えでは
東京都民の心には残念ながら響かなかったのかもしれない。