政治とか経済とか、あとスピリチュアルなんかも

タイトル通り、政治とか経済、そしてスピリチュアルについて気ままに綴っていきます。

公明党と創価学会と②

前回のブログの続き

 

hiiaka.hatenablog.com

 

初めての選挙で、初めてかかってきた

中学時代の創価学会員からの電話。

 

同窓会のお誘いからの、選挙協力のお願い。

 

「うん、わかった。考えておくね。」

と適当に言っておけばすんだ話なのかもしれない。

 

でもまだ若かった私。

初めての選挙で、どこに投票するか、真剣に考えていただけに、

真面目に公明党には入れられない理由を率直に伝えてしまう。

 

きっとおそらく、そういう公明党に反対する意見に対しての

マニュアルってものが用意されているのだろう。

 

私が何を言っても、彼女はひるまずに、

「でもね、それはね、」

と言って、公明党の主張を正当化する意見がかえってくる。

 

どちらかというとおとなしめのタイプで、

あまり自分の意見を主張しない子だったので、

初めて見る彼女の押しの強さに、少しびっくりさせられる。

 

それに対して私も負けずに応戦するものだから、話はなかなか着地せず、

平気で1〜2時間経ってしまう。

 

最後はほとほと疲れて、

「とにかく私は公明党には入れられないから」とだけを言い続け、

 

向こうが「そっか、残念だけど」と

やっと言ってくれたのち、電話を終えたのを覚えている。

 

彼女とのそういうやりとりが2〜3年の間、

選挙がある度に繰り返された。

 

周りからは、「適当にあしらっておけばいいのに」とよく言われたが、

彼女も彼女なりの理由で、真剣に選挙に向き合っている訳だから、

私も私で、真剣に自分の意見をぶつけるのが礼儀だと思っていた。

 

中学からの大切な友達だからこそ、

そこはごまかさずに向き合うべきだと思っていた。

 

しかし、人ってそんな真剣に

選挙に向き合うものではないんだな、って痛感させられる瞬間が起きた。

 

つづく